正会員紹介/【正会員・理事】時任 春江
<profile>
1965年生まれ、鹿児島県出身。
独立行政法人労働者健康安全機構 中部労災看護専門学校卒業後、同機構中部労災病院および旭労災病院で看護師として25年間勤務。勤めながら、看護師の職務満足度をテーマに研究などを行う。
離職後、看護師の慢性疲労が、燃え尽き症候群・精神障害発症・離職などの原因だったことに気づき、看護師のための病院出張ボディケア事業、メンタルヘルス研修事業を開始。多くの看護師が慢性疲労に気づいていないことが分かり、心拍変動解析によるストレス測定を取り入れた研修を行うようになった。2016年一般社団法人日本疲労メンテナンス協会を設立し、医療福祉関係に限らず、一般企業、医師会等の公的団体からの講演等受ける。現在、「うつ病予防研修」に力を入れており、その企画は「輝く女性ソーシャルビジネスプランコンテストあいち2018」で入賞。総合未病診療医 笠木伸平医師に監修を受け共同事業として「うつ病にさせないためのアドバイザー」の養成を行う。
看護師の相対的な人員不足問題に対する啓発イベント(ナイチンゲールプロジェクト)や愛知県の看護師の交流の場(ナースカフェ)の経験を経て、全国の看護師を対象とした市民活動団体One Nurseを甲南大学西川耕平教授の助言の元に設立。看護師の第3の居場所として運営。また他の看護師コミュニティー団体の一員として、働きやすい病院プロジェクトにも関わる。
女性支援に対する想い
かつて、「看護師の疲労問題を解決するために出張ボディケア事業をしたい」と思い創業支援ルームで学びました。その時の専門家からのアドバイスは「法人化しなさい」でした。「主婦が法人化?無理!」と腰が引けたのを今でも思い出します。
また、他の社会起業家育成塾では人脈をつなげていただける機会もありましたが、夜の外出はなかなか困難でした。
支援をいただいているのに、支援に感じられない。そのようなジレンマを感じていました。
法人化してから出会った伊藤麻美理事長から、女性には女性のための支援が必要という話に、霧が晴れた思いでした。それまで男性向けの創業支援を受けていたのです。もっと早く出会いたかった。
よく、創業はゼロ・イチと言われますが、女性の場合はゼロから0.1へ踏み出すのも大変。ゼロ・0.1・0.2…と小さな目標を立てながら、くじけそうになった時には弱音を吐いても許される、そんな支援が大切です。
当事者としての経験を、これから一歩を踏み出したいと思っている女性のために役立てていきたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
会社概要
社名・肩書 :一般社団法人日本疲労メンテナンス協会 代表理事
事業内容 :心拍変動解析によるストレス測定、うつ病予防推進事業、心理的安全性向上研修
住所 :愛知県名古屋市西区名駅2丁目34−17 セントラル 名古屋 711
電話 050-3591-1674
HP :https://japan-fma.com/
【その他関連会社・肩書・活動】
看護師の市民活動団体One Nurse 代表理事
HP:https://one-nurse.site/about_onenurse
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